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新工業団地整備事業中止、伯太地域振興に向けた施策模索

安来市議会での議論では新工業団地整備事業中止が焦点。市長は伯太地域の振興や林業育成に力を注ぐ意向を示す。
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第101回安来市議会定例会では、重要な議題が展開された。特に、岡本早智雄議員による新工業団地整備事業の中止についての質問が大きく注目を集めた。この新工業団地整備事業は、様々な社会情勢の影響で2020年から休止状態にあり、ついに中止が決定されたと述べられた。岡本議員は、事業中止の詳細と伯太地域振興への影響についての市長の見解を求めた。

田中武夫市長は、事業中止に残念さを表明しつつも、地域振興に向けた新たな施策を模索していると強調した。市としては、林業の人材育成拠点としての土地利用を考えており、伯太地域の振興を図るのが目的であるとのこと。また、地元連絡会と地権者への説明も行っていると報告された。

さらに、安来市における林業振興の重要性も提起された。この背景には、森林が持つ公益的役割が全国的に認識されており、地域での持続的な林業振興と整備の必要性がある。市は「林業ビジョン」の策定を進めており、今後の10年間で長期的な視点による施策の具体化へと向けている。

一方で、男性用トイレへのサニタリーボックス設置の提案も求められた。このため、青戸消防長は、実際に設置された施設の数を挙げ、今後の拡充へ向けた動きを確認した。また、地域の理解を促進するため、SNSや市報などを使い、周知活動を行う予定であると話した。

議会開催日
議会名第101回安来市議会定例会(令和4年・令和5年)
議事録
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