第100回安来市議会定例会が、令和3年11月8日に開会された。新型コロナウイルス禍の影響を受けた選挙後、議会の新体制がスタートする重要な会議であった。
出席をした18名の議員は、足立喜信議員の臨時議長のもと、様々な議事を進めた。市長の田中武夫氏は、議員選挙の結果について祝辞を述べ、今後市民福祉の向上を共に図るよう呼びかけた。
議事では、まず仮議席が指定され、その後、議長選挙が実施されて議長には永田巳好議員が選出された。永田議長は、「議会運営の改善に努める」との決意を表明した。次に、副議長として佐々木厚子議員が選任され、議会運営の基盤が整った。
その後、安来市議会委員会条例の一部改正が説明され、議員定数の変更に伴う委員会の定数改正が行われた。質疑はなく、原案通りに可決された。
また、損害賠償についても議題となり、過去の事故として認定こども園に関連し71万5,000円の賠償が決定された。今後は、事故防止に向けた点検指示が行われる予定である。
さらに、島根原子力発電対策調査特別委員会の設置が提案され、過去の議会からの引き続きの調査が求められる中で、委員長に三島静夫議員、副委員長に清水保生議員という構成が決定された。