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安来市議会、新型コロナ対策と施設管理の議題で緊急会議を開催

安来市議会は新型コロナウイルス感染対策や公共施設管理に関する緊急会議を開催。富田山荘の休館や補正予算案が議論された。
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第99回安来市議会定例会において、2021年2月1日時点での緊急会議が行われた。今回は新型コロナウイルス感染症や最近の寒波による農業用ハウスの被害、そして公共施設の管理の問題などが議題に上がる。

議長を務める葉田茂美氏は、新型コロナウイルスに関する感染拡大の状況について冒頭で言及した。感染拡大は続いており、引き続き感染予防対策を講じることが求められる。また、議員たちは感染対策として自席での質問に限る取り決めも示した。

田中武夫市長は挨拶の中で、昨年末からの寒波の影響で農業用ビニールハウスが25件全壊、15件が部分破損したと報告した。市の公共施設でも水道管の凍結が多発しており、171件の修理依頼が来ていることを説明し、万全の対策を指示した。

また、新型コロナウイルス感染症に関する発言も続けた。市内で起きた感染事例の報告や、市民に対して感染防止策の徹底を呼びかけるなど、市民の人権に配慮した行動が求められることも強調した。

その後、議第21号となる指定管理者の指定の議決の一部変更について、村社芳行政策推進部次長が経営改善のための計画について詳細を説明した。これは富田山荘の指定管理についての変更を含むもので、施設の老朽化により休館となる方針が示された。市長は、富田山荘の休館に伴い、今後の管理について市が行うことを明言した。

続いて、議第22号の令和2年度安来市一般会計補正予算が協議され、新型コロナウイルスワクチン接種に向けた経費が含まれることが報告された。大久佐明夫総務部長は、補正予算に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、地域経済活性化のための商品券事業や避難所の新しい整備事業が含まれていることを挙げ、合計306億6,869万3,000円の追加が必要であると説明した。

議会開催日
議会名第99回安来市議会定例会(令和2年・令和3年)
議事録
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