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安来市議会が新型コロナ対策を中心に議事を可決

安来市議会は、令和2年8月の緊急会議で新型コロナ対策に関する議案を可決。市民生活支援を強化。
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第98回安来市議会定例会8月緊急会議が令和2年8月7日に開催され、議会に若干の緊張感が漂う中で進行した。

新型コロナウイルス感染症に関連する件が主な議題となり、近藤宏樹市長は、地方や都市部での感染拡大が続く中、市民の安全確保が最優先であると強調した。特に、感染者の増加に伴う支援策については、経済回復応援クーポンや医療機関への支援が提案された。

この日、議会では3件の議決案件が審議された。まずは、議第84号「財産の取得について」。三島俊輔消防長が高規格救急自動車の取得について説明し、契約金額は3,253万8,000円とされた。質疑応答の中で、議員からは医療器具の具体的な内容についても詰め寄られ、消防長は自動心臓マッサージ器やオゾン発生装置が装備されていることを強調した。

次に議第85号、令和2年度安来市一般会計補正予算の提案が大久佐明夫総務部長より行われた。新型コロナウイルスの影響で3億5,600万円の追加を計上し、主に経済回復を支援するため、割引クーポンやひとり親世帯への臨時給付金を盛り込む方針が示された。特に、クーポンの対象店舗の数については、140店舗を見込んでいるものの実際の登録数は未定であることが示唆された。

最後に、議第86号では安来市立病院事業会計の補正予算が村上和也病院事務部長により説明された。この議案では2棟のプレハブを設置することが決定され、1つは発熱者の対応に、もう1つは面会用として使われることとなる。病院の体温表示システムの導入やキャッシュレス決済の整備も提案され、感染防止に向けた対応が求められる中で進められる。

各議案の採決は全て可決され、市民への支援策が次々と具体化される流れとなった。議会は、市民の安全と安心を守るための施策の優先実施について、引き続き取り組んでいく姿勢を示した。議会は新型コロナウイルスに関する状況を念頭に置き、柔軟な議論を進めることを改めて確認した。

議会開催日
議会名第98回安来市議会定例会8月緊急会議
議事録
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