第101回安来市議会は、5月15日に緊急会議を開催した。
議会では新型コロナウイルス感染症に関する重要な方針と、党中央農業協同組合との連携協定についての報告を行った。
田中武夫市長は、感染症法の変更に伴う各自の感染対策を重視し、継続的な予防措置を呼び掛けた。また、5月8日から5類への移行についても言及した。市長は「手洗いや体温管理、換気やマスク着用が大切」と強調した。
新たな協定では、島根県農業協同組合と東洋ライス株式会社との包括的な連携をスタートさせる。これは農業振興や地産地消、健康的な生活を促進することを目的としている。
また、市内の小・中学校における学校給食で金芽米の提供が予定されている。市長は「健やかな成長を促進する」と期待を寄せた。
その後の議題では、議案第89号の「工事請負契約の締結について」が提案された。池上孝順政策推進部次長が契約の細部を説明し、伯太体育館の耐震改修工事に関連する事項が話し合われた。
この工事は、3億1,460万円という契約金額で、老朽化した体育館の耐震化が主な目的である。議案は質疑を経て、賛成多数で可決された。
会議の終了後、議長は「本日の議題についてご協力いただき、感謝申し上げます」と述べ、会期を締めくくった.
この緊急会議では、議会の運営と市民の安全に関わる重要な決定がなされた。特に期間の決定にて、緊急会議が1日とされたことで、迅速な対応が評価される。