安来市議会、特別計上含む多様な条例を可決

令和3年3月22日、安来市議会において、様々な議案が審議され、重要な条例の制定が行われた。\n\n会議には20名の議員が出席し、議題には、安来市広瀬町と伯太町の防災行政無線局設置・管理に関する条例の廃止が含まれた。この社会問題に関して委員からは、高齢者に向けた情報伝達の手段に関する質問があがり、執行部は告知放送を中心に検討すると答えた。\n\nさらに、新型コロナウイルス感染症に対処するための職員特殊勤務手当の特例条例について議論がなされ、手当の具体的な支給基準として1日4,000円以下が提示された。消防隊員を中心に手当の対象を見極めることが重要とされ、執行部は規則の整備を進める意向を示した。\n\nまた、安来市地域経済牽引事業の固定資産税の課税免除に関する改正も承認された。この改正によって、企業の誘致・定住化を加速する可能性があると期待されている。議会では、企業立地促進に向けたさらなる支援が求められる声も上がった。\n\n予算面では、令和２年度の特別会計補正予算及び令和３年度の新たな予算案も審議され、職員の待遇改善や社会保障費の確保が議論された。さらには、議会の議長も、予算案に対する理解を深めるべく市民へ情報発信を強調した。\n\n特に、コロナ禍における市民生活への影響を重視し、さらなる対策が求められていることを執行部に強く求める意見も多く見られた。議会では、新年度に向けた様々な施策が可決され、安来市のさらなる発展が期待されている。