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安来市議会、子育て世帯支援特別給付金を可決

安来市議会は、子育て世帯に1児あたり5万円を支給する特別給付金を可決。感染症対策も強化。
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第100回安来市議会定例会の5月緊急会議が開催された。

議会では新型コロナウイルス感染症への対応策が重要課題として扱われ、基本的な感染予防対策が引き続き求められている。

田中武夫市長は開会に際し、新嘗祭献穀事業について報告した。14年ぶりに行われた新嘗祭お田植式が先日、安来市宇賀荘で行われたことを強調した。献穀者の岡田一夫氏と県副知事の出席があったことも触れられ、秋の豊作に向けた祈願が行われた。

また、田中市長は経済的理由で生理用品を入手できない方々への支援として、無料配布事業を開始したと発表した。生理用品は安来庁舎と健康福祉センターで配布され、引換えカードを使って受け取ることができる。市長は、手続きの簡素さを例に挙げ、「気軽に利用してほしい」と述べた。

さらに、子育て世帯生活支援特別給付金についても言及した。コロナによる影響で新たに低所得の子育て世帯への支援を実施する方針を示し、児童1人当たり5万円を支給することを提案した。この支給対象は独り親世帯や非課税世帯に限定され、特に物価高騰の影響を考慮に入れたものである。

この補正予算案は本日の緊急会議で議決され、議第59号として可決された。総務部長の大久佐明夫氏は、事業費は5600万円で、全額が国庫補助金で賄われると説明した。質疑はなく、審議はスムーズに進行した。

また、委任による専決処分の報告も行われた。例えば、教育部長の原みゆき氏は、事故発生に関する専決処分の詳細を報告し、安全運転の徹底を喚起した。

議会は、同様の報告案件を数件取り扱い、特に住民税の非課税世帯への支援策や、住宅ローン控除の見直しについて説明が行われた。これらの政策は、コロナ禍での生活支援の一環とされる。

会議は無事に終了し、次回は6月3日に予定されている。議長の永田巳好氏が、本日の会議終了を告げ、散会した。

議会開催日
議会名第100回安来市議会定例会(令和4年5月臨時会)
議事録
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