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寄居町議会、第1回定例会で主要議案を可決

寄居町議会の第1回定例会で、令和5年度一般会計補正予算や国民健康保険制度の予算が可決され、子育てや教育施策の充実が図られる。
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令和5年3月20日に開催された寄居町議会第1回定例会では、重要な議案が多くの審議と共に採決された。特に、令和5年度の一般会計補正予算や各種健保予算についての審議が注目された。

議案第4号として提出された令和5年度一般会計予算では、計上額が前年の5.8%増にあたる128億8,233万2,000円となっている。町民サービス向上に向けた各施策が盛り込まれ、少子化対策や地域経済の循環促進、教育施策の充実が特に強調された。権田孝史議員は、この予算案に賛成の立場を示し、特に「少子化対策は急務である」と述べた。これに対し、大澤博議員は「予算の使い道に疑問が残る」と反対の意見を述べ、具体的には「学校給食費の無償化が必要」といった提案も行った。

令和5年度の国民健康保険特別会計予算も同様に審議され、トータルで35億9,753万7,000円となった。この予算に対する賛否の意見も真っ二つに分かれ、田母神節子議員は反対意見を述べ、「減少傾向の加入者に対して不公平だ」との見解を示した。ただし、鈴木詠子議員は賛成意見を述べ、「県内のトップ助成率を誇っており、地域民の健康を支えるための施策に貢献する」とした。

子育て支援に関連する条例の改正案についても語られ、多くの議員が賛意を示した。手話言語条例の制定については、鈴木詠子議員が賛成し、手話の重要性と社会的認知の拡大に向けって「手話は音声言語と同じく言語であり、全ての人に理解されるべきである」と強調した。

また、消費税インボイス制度の実施延期を求める請願についても議論が交わされた。賛成者および反対者の見解が披露され、それぞれの立場から多様な意見が集まった。トータルとしては、賛成の立場の議員が多かったことから継続的な意見表明が今後も必要とされる。

最後に、寄居町の副町長選任についても同意が得られ、課題解決に向けた新体制へと移行することとなった。松本佐一氏が新たに副町長に選任され、さらなる町の発展が期待される。

議会開催日
議会名令和5年寄居町議会第1回定例会
議事録
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