令和3年3月25日、寄居町議会第1回定例会が開催され、重要議案について審議が行われた。
特に、令和3年度一般会計予算についての討論が注目を集め、多くの議員から意見が寄せられた。
大澤博議員は、町税収入の減少を訴え、町民への支援策を求めた。「町民の生活に直結する施策を優先すべきだ」と強調し、特に教育施策や経済支援に関連する取り組みを求めた。
これに対して保泉周平議員は、予算が厳しい財政状況の中で、効果的な計画を実行する必要性に触れ、「新型コロナウイルス対策を最優先にすべきだ」と述べた。
議会では、感染症対策や新しい行政サービスの充実に向けた広範な議論が交わされた。
また、議案第た6号の寄居町国民健康保険特別会計予算についても質疑があり、鈴木詠子議員は保険税の改定による影響を懸念し、反対の意見を表明した。一方、賛成意見として、現行の制度を維持すべきとの意見もあり、議会の活発な討論を示した。
さらに、教育委員会教育長の任命の同意について、町長は新たに関根光男氏を指名し、教育現場の経験を活かした指導を期待されていると述べた。 議員たちは、彼の専門知識が教育行政に寄与することを期待しており、全員起立で賛成した。
このように、今回の議会は新型コロナウイルスによる影響に対する対応策や、町の教育環境の整備を含む多くの重要問題が扱われ、町民の生活に大きく影響を及ぼす内容となった。