令和元年寄居町議会第3回定例会が6月4日に開かれた。
与党からは、町長からの挨拶があり、議会運営の新体制を強調する場面も見られた。
これは、近年の異常気象に対する懸念を示すものである。
本議会では、複数の重要議案が審議された。
議案第45号及び第46号、人権擁護委員の推薦については、議会の意見を求める形で進められた。
新たに推薦された石澤邦彦氏と柴崎美智子氏の経歴や実績が紹介され、積極的な活動が期待されるとした。
他に、議案第48号から第51号までの条例改正についても取り上げられた。
特に、社会保障制度の強化を目的とした条例改正が注目を集めた。“消費税法の改正”によって、町民の負担がどのように影響するか議論された。
この中で、議案第48号の農業集落排水処理施設の改正は、消費税率の引き上げに伴うもので、使用料の算定方法に影響を与えるとの説明がされた。
上下水道課長は、税率に関連する規定を整備することが必要だと強調した。
また、令和元年度寄居町一般会計補正予算についても報告され、経済対策の一環として、各種事業に必要な資金の手当てが求められた。
議会からは、これらの議案に対し賛成意見と反対意見が交わされたが、最終的には各議案が可決され、次回の本会議に向けての準備が整った。