令和元年12月4日に開かれた寄居町議会では、一般質問が行われ、高齢者支援や防災対策について重要な議論が交わされた。
まず高齢者支援に関して、各議員からの質問が続き、その中で特に注目を集めたのはショッピング支援の必要性であった。田母神 節子議員は「介護認定を受けた方には支援制度があるが、認定を受けていない高齢者が多曳な環境で買い物が困難になっている。」と述べ、この実態調査の必要性を強調した。さらに、町の「生活支援・介護予防体制整備推進協議会」が移動販売車や買い物バスの運行を検討し始めたことも報告された。
また、田母神議員は全ての高齢者に対する支援が求められると強調し、特に高齢者が地域で孤立しないための取り組みを提案した。高齢者からの情報収集や小売業者との連携が必要だとの意見もあり、町の計画に反映していく方針に期待感が示された。
次に、防災対策については、台風19号での教訓を基に、避難所の見直しや名簿作成の重要性が指摘された。佐藤 理美議員は、特に学校での避難訓練等の重要性を訴え、自主防災組織の活動強化が求められる中、各地域の自主防災組織への情報提供や訓練が重要であると強調した。