令和2年6月12日、寄居町議会の定例会が終了した。
本日は最終日であり、開会前に峯岸克明議長が新型コロナウイルス感染症対策について言及した。
議長は、町民の意見を今後の運営に生かすと述べ、議会の継続の重要性を強調した。
議会では、複数の議案が上程され、約16名の議員が出席した中で、寄居町固定資産評価審査委員会の委員選任が行われた。
町長からは中澤一雄氏の選任理由が説明され、その専門性と温厚な人柄が評価された。
意見を求める質疑においては、「異議なし」との確認が取れ、全員の賛成で同意された。
続いて、人権擁護委員の推薦も行われた。
荒田曽乃子氏が推薦され、地元での信頼とボランティア活動の実績に基づき、再度の選任に賛成が集まった。
埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についても提案され、こちらも議員の賛成を得て可決された。
特に環境資源組合の名称変更に合わせたもので、議会の意見が反映される運営が期待されている。
議案第44号の寄居町固定資産評価審査委員会条例の一部改正では、法改正に合わせた規定整備が求められ、簡潔に説明され、大多数が賛成した。
また、議案第45号では社会福祉法人俊仁会に対する土地の減額貸付についての審議が行われ、経済的負担を軽減するための期間が5年間に設定された。
その具体的な内容として、208万2,720円の年額に減額され、児童福祉の向上を目指しての施策であると強調された。
議会運営委員会と議会広報広聴特別委員会の委員の辞任と選任も報告された。
議事日程において特別委員会のメンバーのスムーズな交代が確認され、新たに佐藤理美議員と稲山良文議員が選任され、活発な議論が期待されている。
最後に、閉会の宣告があり、会議全体の締めくくりとして議長が出席議員に感謝の意を表した。