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寄居町議会でワクチン接種や文化遺産保護に関する施策が報告

新型コロナワクチン接種率は52.4%、文化遺産の保護も重要課題。町は積極的に施策を推進中。
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令和3年9月の寄居町議会では、町長の花輪利一郎氏が新型コロナウイルスワクチン接種の状況などについて報告した。新型コロナウイルスの影響が続く中、町は国と連携し、接種率向上に努めている。

接種状況については、全町民の約52.4%が1回目の接種を完了し、65歳以上の高齢者の接種率は93.5%に達していることを強調した。しかし、国から配分されるワクチンの量は期待を下回っており、町の集団接種の予約人数を調整せざるを得なくなっていることが課題として挙げられた。

その一方で、町は積極的な周知活動を展開しており、広報誌や公式SNSを活用し、接種のスケジュールや重要性を伝えている。また、母子手帳アプリ“母子モ”への情報掲載も計画しており、町民の接種促進に努めている。

次に、鉢形城跡保存整備事業についての質問もあり、教育長は遺構の発掘調査が順調に進んではいるものの、成果は定期的な監視と調査のための時間を要していることを述べた。特に、調査に必要な人材は不足しておらず、調査の丁寧さが重視されているとした。町は、今後も持続可能な方法で文化遺産を保護していく方針である。

また、町道123号線の県道への格上げについては、交通量の動向を伺いながら進めて行く旨を述べた。町と県の協議が進行中であり、今後の交通状況に応じた柔軟な対応が求められる。

企業誘致に関しても進捗が報告された。寄居桜沢地区(仮称)産業団地の造成が進んでおり、土地引渡しを目指して積極的に活動を行っているという。町長は、地域の発展に寄与する企業誘致を重要視しており、各種の開発手法を検討し、進めていく意向を示した。

これらの発言は、町民の生活の質を向上させ、地域の活性化を図るための施策に強い意欲を感じさせるものであった。今後も地域の活力を向上させるため、町の姿勢が求められる。

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議会名令和3年9月寄居町議会
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