令和5年9月14日に開かれた和光市議会では、平和都市宣言に基づく市民参加の啓発事業が提案された。
この宣言は多世代が協働して作成されたもので、今後も市民の理解を深める活動が進められることが重要視される。
市では市民ワークショップを開催し、平和の大切さを広めるための具体的な事業計画を立てるとのことだ。
次に、多文化・国際交流についても言及があった。和光市が姉妹都市として米国のロングビュー市と交流しているが、他国との友好交流の拡大が必要とされている。移住する外国人の市民との理解を深めるため、各国との交流を推進していく方針が示された。
また、自動運転サービス導入事業についても説明があり、1期区間の社会実証が行われた。走行データが取りまとめられており、今後の本格社会実装に向けた計画が進行中である。さらに、公共交通研究会による市内循環バスの運行見直しも評価され、デマンド交通の導入が必要とされている。これは高齢者等に対する移動手段の確保を目指すものであり、生活の利便性向上が期待されている。
さらに、まちづくり条例や景観条例の見直しも計画されており、地域住民にとって適切な住環境の維持が求められている。特に、新興住宅地における管理人室の設置や、空き家対策などが重要課題とされている。議会ではこれらの施策が市の未来にどのように寄与しうるかについて熱心な議論が行われた。