令和4年3月定例会が開催され、議案に対する質疑が行われた。議長(齊藤克己議員)は、出席議員の成席確認後に、会議の成立を宣告した。
本会議では主に議案第4号の駐車場有料化に関する質疑が行われ、待鳥美光議員が利用者への影響及び貸付料の算定根拠について確認した。企画部長(中蔦裕猛氏)は、利用者が有料化の影響を受けないことを強調し、車両管理はナンバー認証カメラを導入することを説明した。他方、利用者への説明が適切に行われたことも報告された。
待鳥議員は、駐車場の貸付料が行政財産の使用料に関する条例に基づく額よりも低い点について、妥当性を問う質問をした。鈴木総務部長は、事業者が負担する駐車場機器設置・維持管理費用及び公民館利用者減免費用などを考慮に入れたと答えた。
また、議案第5号の和光市勤労福祉センターの管理を行う指定管理者の選定についても質疑がなされ、指定期間は令和4年4月1日から9月30日までと設定された理由について伊藤市民環境部長が説明した。今後の運営方式についても検討が行われる。
議案第14号に関する質疑では、地域密着型サービス拠点の整備計画についての進捗状況が確認された。特に、応募がなかった原因の分析が求められ、市長(柴崎光子氏)は今後の公募条件の見直しを約束した。このように、議会運営は市民の声に耳を傾け、透明性のあるプロセスを求めている。
議案に関連する質疑応答の中で、市の財政状況や福祉施策の進捗が確認され、市は今後も市民生活向上のための政策を継続していく姿勢を示した。
最後に次回の日程が報告された後、会議は散会した。