令和6年6月13日、和光市議会の定例会が開催された。
本日の会議では、いくつかの重要な議案が取り上げられた。議案第44号の訂正については、市長の柴崎光子氏が訂正手続きの理由を説明した。草案には、特に「和光市子ども医療費助成に関する条例」の一部改正が含まれており、表題の文言が重複していることが指摘された。
議案第36号では、和光市の家庭的保育事業に関する改正が提案され、安保友博議員が質疑を行った。安保氏は、保育士の確保や収益への影響、待機児童の増加について懸念を表明した。渡辺正成子どもあんしん部長は、保育士の確保に対する経過措置が設けられており、待機児童の増加は想定していないと答弁した。
さらに、議案第46号に関する質疑では、伊藤妙子議員が市民文化センターの空調設備に関する補正予算について質問した。松戸克彦総務部長が、老朽化した空調設備の緊急対策を説明し、工事は7月入札を予定していると述べた。市民文化センターの空調は、竣工から30年が経過しており、早急な改修が求められた。
会議では、議案第49号の中央公民館の雨漏り改修工事についても質問があり、工事の見通しと防水対策が議論された。議長の富澤啓二議員は、工事終了までの利用者の安全確保に注力すると強調した。これらの議事を通じて、議員たちは市民の生活向上に向けた様々な施策について活発な意見交換を行った。