令和3年6月4日、和光市議会の6月定例会が開催され、議長の選挙や市長の就任あいさつが行われた。議事は順調に進んでおり、多くの議題が取り上げられた。
この定例会では、まず会議録署名議員が指名された。次に、会期が定められ、議事日程の報告も行われた。特に注目されたのは、議長選挙で、齊藤克己議員が新たに議長に選出されたことだ。議長選挙の結果、齊藤克己議員は14票を集め、当選を決定した。
新議長の就任あいさつでは、齊藤克己議員が現在のコロナ禍における市の課題を強調し、議会としての責任を全うする意欲を示した。 "市民に寄り添った行政を実現したい"とし、副議長や各委員との良好なコミュニケーションの重要性を述べた。
また、市長の柴崎光子氏も就任あいさつを行い、これまでの市政の流れを踏襲しつつ、社会情勢の変化に応じた政策展開を行う意向を示した。特に新型コロナウイルス対策や元幹部職員による不祥事への対応を急務とし、早期の信頼回復を誓った。これに対し、議会も市政の課題解決に全力を尽くすとの姿勢が見受けられた。
さらに、副議長の辞職と新たな副議長の選挙も行われ、安保友博議員が副議長に選任された。彼も就任の挨拶を行い、議会運営の活性化に貢献する意欲を示した。
本日の会議では、会期の決定や常任委員会の選任、提出議案の報告など多岐にわたる議題が提起され、市民生活に密着した様々な施策について審議が進められた。次回の会議は6月5日から予定されており、議員たちは市政に対して一層の関心を寄せていく姿勢を示した。