令和元年6月定例会が和光市議会で行われた。
本日は議案第35号から第40号に対する質疑が中心となった。
特に、和光市庭球場設置及び管理条例についての議論が注目を集めた。これは、土地賃貸借契約が終了に伴い、議案第37号が提出されたことによるものである。
鳥飼雅司議員は議案第37号について質疑を行い、土地の賃貸借継続の検討がなかったかと問いかけた。
これに対し、結城浩一郎教育部長は、契約の終了とその後の取り扱いについて詳細に説明を行った。
「契約満了後は更地として返還するが、新たにアーバンアクア公園を整備予定で、面数は変わらない」と強調した。
議案第39号の関連で、子どもあんしん部長の大野久芳氏は、学童クラブにおける支援員の必要数について説明した。
今年度は約30名の障害児が公設学童クラブに入所しており、14名の支援員を配置予定である。
この点に関して、鳥飼議員は障害児受け入れの計画をさらに詳細に尋ねた。
また、教育長の戸部惠一氏は、児童・生徒数の推移に基づき、今後の学級数について話をした。「今後2年度には5クラス、次年度には3クラスの見込み」と述べ、人口推移についても触れた。
さらに、熊谷二郎議員は議案第36号に関連して質問を行った。消費税増税に伴う手数料や使用料の値上げが市民に与える影響について言及。市民の負担額は平成29年度決算で、手数料が約2,140円増加されると説明された。
最終的に、議事を終結し、次の会議の日程を報告した。また、議員からの発言が含まれたため、質疑及び懸念事項はしっかりと記録されることとなった。会議は予定通り散会した。