令和2年12月7日、和光市議会の定例会が開催された。
出席議員は18名で、議事日程の報告が行われた。
この日の主要議題は、市政に対する一般質問であった。
一般質問では、12番の小嶋智子議員が登壇し、介護保険制度、遊具の安全管理、財政に関する質問を行った。
小嶋議員述べるには、介護保険制度の利用負担について、施設介護に比べ居宅介護の費用が非常に高い現状が指摘された。
川辺聡保健福祉部長はこれに対し、介護保険料は全国平均より低い水準であるものの、今後の高齢者人口の増加に伴い、改定の必要性があると言及。
また、公園の遊具についても小嶋議員は質問を行い、遊具の点検及び更新の状況について答弁を求めた。
川辺部長は、昨年度43公園171基の点検を実施した結果、148基が使用可能であることを報告し、関係者の努力を認識した。
安全で楽しい公園環境を確保するため、遊具の管理に対する市の取り組みも強調された。
さらに、財政に関する質問では、補助金見直しの進捗と影響に触れ、補助金の見直しについての具体的な進捗状況が求められた。
企画部長は、補助金に関する見直しの方針に基づく実績について説明し、新たな施策の必要性を認識していると明言した。
以下、議事は防犯カメラの設置についても議論された。
小嶋議員は市民からの防犯カメラの要望を基にし、市内の防犯施策についての再検討を求めた。
仲司危機管理監は、防犯カメラの設置にはプライバシー権を考慮しつつ、今後の設置計画を検討する意向を示した。
その後、他の議員の質問に続き、次回の会議日程が報告され、12月8日に議会が再開されることが決定された。
今回の議会では、市民からの保護が求められる重要なテーマに多くの時間が割かれた。