令和2年6月11日、和光市議会の定例会が開催され、本会議は無事に開会される。
出席議員は全18名で、会議は定足数に達していることが確認され、議事が進められる。
会議の冒頭、松本武洋市長が新型コロナウイルス感染症対策への協力に感謝の意を示した。
また、議長の吉田武司議員が、日程第1で議席の変更を提案。議席確保のため、密接・密集を避けることを目的としている。
会期についても、6月11日から6月30日までの20日間に設定され、異議なく決定された。続いて、日程第4の議事日程の報告、さらには報告第1号から第4号、議案第28号から第40号までが一括上程され、内容の説明がなされる。
特に報告第3号では、繰越明許費の繰越しが話題となった。熊谷二郎議員が進捗状況について質問、企画部長の中蔦裕猛氏が各事業の完了見込みを回答した。重点的に進める事業として、コミュニティ施設整備や北原小学校の施設整備が挙げられた。
さらに、議案第28号と第29号に関する質疑が行われ、特に浪間貞氏の選任理由が熊谷議員から問われた。市長は健康状態や識見を考慮した選任と説明し、議会からの承認を得て決定された。
また、和光市農業委員会の委員任命については、地域のバランスや女性委員の数にも配慮がなされたと市長が説明。これに関連して、農業政策の推進のための新たな選任についても言及があった。
市議会内では、農業委員会の今後の役割や地域バランスの重要性に関する議論も交わされ、市の農政に関心が寄せられた。