令和4年9月1日、和光市議会は9月定例会を開会した。
議長の齊藤克己議員が開会を宣言し、出席議員数が定足数に達したことを確認した。
その後、議事は第1号から第8号にわたる様々な事項について進められた。
まず、会議録署名議員を8番富澤啓二議員、9番待鳥美光議員、10番金井伸夫議員の3名に指名し、続いて会期について話し合った。会期は9月1日から9月27日までの27日間と決定された。
議事日程の報告に続いて、議長の報告が行われた。令和4年6月定例会における不採択と採択結果について、議長は関係者に通知したと述べた。
更に、監査委員による監査報告が行われた。代表監査委員の山田史明氏が令和4年4月から6月までの現金出納検査の結果を報告し、いずれも計数に誤りはないと確認した。
次に、提出議案の報告と上程が行われ、報告第6号の継続費精算報告及び報告第7号の令和3年度決算に関わる報告が行われた。特に、継続費精算について上下水道部長の佐々木一弘氏が説明し、予算差額の要因を「不測の事態に対応するため」と述べた。
その後、議案第44号から第65号までの提案説明が柴崎光子市長により行われた。議案の中で特に注目されたのは、和光市教育委員会教育長の石川毅氏の再任に関する議案と、令和4年度一般会計補正予算である。市長は石川氏について、教育行政に貢献していると評価し、再任を求める理由を明確にした。
柴崎市長は、令和4年度一般会計補正予算について、31億1,502万円の追加予算を見込み、特に原油高騰や物価高騰にともなう対応策を挙げた。また、コロナウイルスの影響で運送事業者への支援や給食費を補助することを計画していると述べた。