令和2年3月2日、和光市議会の定例会が開催され、全17名の議員が出席した。
初めに、議事日程の報告が行われ、続いて、議案第3号から第25号にかかる質疑が開始された。議題には、令和元年度一般会計補正予算や市長及び副市長の給料の減額に関する特例条例が含まれている。
質疑の中で、内山恵子議員が議案第14号の坂下庭球場原状回復工事の減額補正について質問をした。結城浩一郎教育部長は、工事内容に変更が生じたことから、工事費が減額されたと説明した。その変更理由として、試掘の結果、表土の取り除きが少なくて済んだことを挙げ、「土地所有者との協議により新たな盛土をする必要がなくなった」と述べた。
また、小嶋智子議員は、市長及び副市長の給料減額に関する条例の再提出理由を問うた。安井和男総務部長は、元職員の起訴内容が明らかになったことを受け、自戒措置として条例案を再提案したと述べた。これに対し、小嶋議員は、市民の意見も考慮されているか尋ねている。
さらに、安保友博議員は、不祥事に関連する市長の管理責任について質問をした。松本武洋市長は、任命責任についても認識しているとの認識を示した。
また、災害見舞金の改正に関して、安保議員は今後の施策のあり方についても触れた。保健福祉部長は、補助・扶助事業の見直しの結果、近隣市との整合性を図る必要があると応じた。