令和4年11月24日、和光市議会の12月定例会が開催されました。
市長の柴崎光子氏は会議を開会し、出席議員16名を確認しました。
議題として第1に会議録署名議員の指名があり、萩原圭一議員、冨澤勝広議員、菅原満議員が選ばれました。
続いて、第2の会期の決定については、11月24日から12月13日までの20日間とすることが異議なく認められました。
第3に議事日程が報告され、包括的な諸報告が行われました。
議長の報告に続き、監査報告や視察報告が行われ、行政の透明性と市民への説明責任が強調されました。
特に注目されたのは、陳情の報告です。
障害児におけるマスク着用の必要性に関する陳情や、国道254バイパスに関する問題が取り上げられました。
提出議案の報告には、市の補正予算に関する議案第68号が含まれており、議会内で活発な質疑が行われました。
柴崎市長は、議会に提出した人権擁護委員の推薦に関して説明し、必要な経費を確保するための補正予算案を承認してもらいたいと述べました。
質疑の中で、熊谷二郎議員は新たに推薦される栗原眞知子氏の背景について質問しました。
伊藤英雄総務部長は、栗原氏が教育活動で人権問題に携わってきたことから推薦されたのだと説明しました。
さらに、議案第68号の質疑に対して、恫喝問題に関する懲戒事件の経緯も報告されました。
市は、必要な経費を計上し、戒告処分を行ったことから訴訟問題が発生した経緯についても説明されました。
また、議案第77号に関しては、職員の給与に関する条例と任期付職員の採用についての改正も議論され、その結果として、全員が賛成のもと原案が承認されました。
市民と議会の関係性を強化するため、執行部は今後さらなる透明性を求められるでしょう。
この日の集まりは、和光市における重要な行政の一環として、今後の政策に大いに影響を与える重要な会議の場となりました。