令和5年度予算決算総務環境分科会が開催され、各議案が審議された。主な議案に関する説明が行われた。
初めに、一般会計補正予算(第3号)について大野久芳企画部長が説明を行い、歳入・歳出の総額に24億3,064万2,000円を追加すると述べた。これにより、総額346億7,049万円となる。
次に、和光市駅北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について香取裕司建設部長が説明。こちらの補正予算では、歳入・歳出に追加で2,884万3,000円を加え、総額を10億3,732万3,000円とする。具体的には、権利者との協力体制構築を目的とした費用の増額が含まれる。
また、佐々木一弘上下水道部長が下水道事業会計補正予算(第1号)について説明。収益的収入の営業費用や補助金の減額が示された。
この後、令和4年度の一般会計歳入歳出決算についての説明があり、歳入総額が350億2,919万1,070円となり、歳出は321億7,750万9,681円との報告があった。高橋契将道路安全課長からは、道路維持費や植樹帯管理等に関する質疑も行われ、桝清掃や道路補修などにも話が及んだ。これにより市民から寄せられた要望についての対応状況も説明された。
その後、全体を通じた質疑応答が行われる中で、議員たちは各議案の内容や今後の施策の進め方について意見を交わした。一部では、予算が現場の実情に合っているかどうか、また市民により多く還元できる施策を求める声が上がるなど、活発な議論が展開された。特に、ソーシャルメディアを通じた情報配信や市内企業への支援策などについても触れられ、市民サービス向上のための様々な提案がなされた。