令和5年9月、鶴ヶ島市議会は第3回定例会を開催し、様々な重要な議案が審議されました。
議案第47号、鶴ヶ島市印鑑条例の一部を改正する条例が可決され、電子証明書サービスに関する質疑が行われました。出雲敏太郎総務産業建設常任委員会委員長は、スマホ用サービスの対応などについて説明し、質疑は終了しました。
続いて、議案第48号で空家等の対策に関する条例の一部改正が提案されました。本案も質疑なく賛成多数で可決されました。
また、議案第55号から第57号では、鶴ヶ島市坂戸都市計画事業の決算が審議され、挙手全員によって原案の認定がなされました。特に、一本松土地区画整理事業や若葉駅西口土地区画整理事業の結果が確認されました。
次に、鶴ヶ島市介護保険特別会計補正予算(第1号)、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計に関する議案が提出され、すべて可決されました。特に、介護サービス充実に関する質疑が行われ、質の向上が求められました。
平成4年度一般会計決算についても審議され、長谷川清議員は、その評価と今後の施策に対する要望を述べました。反対意見では市民福祉の向上が課題に取り上げられ、特に交通安全や地域医療の重要性も指摘されました。
最後に、市長の齊藤芳久氏は全議案への賛意を表し、今後も市民の期待に応え、市政を進める意向を示しました。さらに、「埼玉県思いやり駐車場制度への対応が進むことを期待する」と述べました。
会議は議員の協力を持って円滑に進行し、重要な課題が解決策を見いだしたことが特徴的でした。議会の一連の決議から、鶴ヶ島市の今後の成長と発展が期待されています。
なお、議会終了後、秋の行事や市民公聴会の開催予定についても触れられ、地域の交流が促進されることが望まれています。