令和6年第1回鶴ヶ島市議会定例会が3月21日に開会し、様々な議案が上程された。市議会では、議案第1号から第34号まで、併せて請願も含めて多くの議題について討論と採決が行われた。その中でも、議案第8号である「鶴ヶ島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」が討議され、多くの議員が意見を述べた。
議案第8号においては、税率の改定が議題に上がり、賛成と反対双方から活発な意見が交わされた。賛成する意見として、村上信吉議員は「この改正は国民健康保険としての財政の健全化に必要なものであり、負担の均衡を保つ上で重要な施策である」と強調した。一方で反対意見を述べた小島幸広議員は、「物価高騰の影響を受けている中、さらなる負担を市民に強いるこの改正には疑問が残る」と述べた。
また、議案第25号「令和6年度鶴ヶ島市一般会計予算」の審査も行われ、歳入が過去最大の予算となり、今後の街づくりに向けた多くのプロジェクトに資金を配分すると市長が訴えた。
総じて、議会では従来の財政運営や税率改定の必要性について議論が深まり、今後の市政運営がどのように進むのか、引き続き見守られることになる。