令和4年第3回鶴ヶ島市議会定例会が開かれ、様々な重要議案が審議された。
議会運営委員会の会議結果の報告が行われ、議案第52号が追加議案として審議されることに決定した。議案第40号では、職員の勤務制度に関する改正が提案され、育児休業の取得促進を目指す内容が盛り込まれたことが議論された。委員長の報告によれば、すべての議案が原案通り可決されたことが確認され、政策の進展が期待される。
さらに、議案第47号の国民健康保険特別会計決算に関する質疑では、石塚節子議員が制度維持の課題について指摘し、特にコロナ禍における医療体制への影響を指摘した。対する髙橋剣二議員は、決算の改善を評価し、税収の安定性を強調した。また、令和3年度の介護保険特別会計決算についての議論も活発で、石塚議員が制度の不備と利用者負担の増大を懸念したのに対し、小林ひとみ議員は健康寿命延伸への取り組みの継続を訴えた。
市長の齊藤芳久市長は挨拶で、今後の施策に対する支持を求め、プレミアム商品券発行事業の進展や、市民体育祭の開催について期待を寄せた。特産物や市民文化の発展に向けて、行政として引き続き努力する意志を表明した。議会最終日には、約30件の議題が扱われ、多くの案件が可決され、鶴ヶ島市の政策運営への進展が確保された。