鶴ヶ島市議会は、令和3年6月22日に開催された定例会で複数の重要議案を審議し、可決した。特に、持続可能な社会に向けた脱炭素化を求める意見書の採択が大きな注目を集めている。
議会は、まず議会運営委員会の結果を報告し、続いて税条例や医療費助成金、家庭的保育事業に関する条例の改正が審議された。議案第35号に関しては、委員長の報告が行われ、質疑や討論なく全員賛成で可決された。
次に、議案第36号と議案第37号についても委員長報告があり、それぞれの内容に対する質疑を経て、こちらも全員での賛成により可決される。
続く議案第38号では、一般会計補正予算が提案され、ここでも質疑が行われた後、原案通り可決された。これにより、コロナ禍における生活支援が強化される見込みとなっている。
また、注目された請願第1号においては、脱炭素化と再生可能エネルギーの推進を求める意見書の提出が議題に上がった。議員たちからは賛同意見が多く、持続可能な社会に向けた強い要望が表明された。特に、大野洋子議員からは、再生可能エネルギーの重要性と、それに向けた具体的な施策の必要性が訴えられた。その結果、多数の賛成により、請願は採択されることとなった。
最後に、市長からは補正予算の実施や新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況が報告され、地域経済に与える影響についても言及がなされた。次回の議会に向けては、さらなる市政の発展が期待される。