令和5年3月14日に開催された鶴ヶ島市議会定例会では、新型コロナウイルス対策の転換に関する議論が行われた。
国は新型コロナウイルス感染症を5類に分類し、医療費支援の方針を示している。
市では、感染者数の増加に伴い、定期接種や医療体制の見直しが必要との現状を反映し、定期接種の充実を図っていく考えである。この中で、特に高齢者や基礎疾患を抱える人々に対する接種について、年2回接種が提案された。
また、市では防災面への意識高揚を目指し、各地域における避難所運営訓練を強化することを確認。
これにより地域の防災力を向上させ、災害への備えを強化する方針を伝えた。
さらに、発達性読み書き障害についても触れられ、学校現場での認識向上が重要との見解が示された。
具体的には、スクールカウンセラーによる支援や、保護者との協力が求められており、早期発見のための検査や合理的配慮の必要性が強調された。特に教師たちが生徒の悩みに耳を傾け、理解しやすい指導法を導入することが必要である。
また、樹木が電線に接触する問題に関し、電力会社との連携強化が図られているが、事故が発生していないことも報告された。市では剪定計画を策定し、道路パトロールを実施し、情報収集を継続している。
シティプロモーションについても言及され、地域の魅力を外部に向けて積極的に発信することが求められている。特に、新たに整備される鶴ヶ島グリーンパークや(仮称)つるの駅構想と連携し、市の魅力を高める活動を進めることで、移住促進につなげていく考えが示された。