令和3年12月16日、鶴ヶ島市議会の定例会が行われた。
この日の議題には、多数の条例改正や予算案が含まれており、全体で11件が審議され、原案の通り可決された。
まず、議案第56号「鶴ヶ島市市民センター条例の一部を改正する条例」について、質疑が行われ、市民センターの設備整備進行のスケジュールが質問され、新井順一副市長から具体的な説明があった。また、議案第58号と議案第59号についても、質疑なく採決が行われ、これらも全員賛成で可決されている。
続いて、議案第64号と第65号に関しては、市道の路線認定と廃止についての報告が行われ、質疑や討論は行われなかったが、いずれも紹介され、その後採決で可決された。
鶴ヶ島市の国民健康保険に関連する5件の議案も審議された。
議案第57号は、国民健康保険条例の改正に関するもので、出生数の推移について質疑があり、説明がなされた。大野洋子文教厚生常任委員会委員長は、予算案の内容や重点施策についても説明した。
公共の福祉や地域の健康増進を目的とした議案が多く、特に国民健康保険特別会計補正予算や後期高齢者医療特別会計補正予算が議論された。分野別に予算の適切な使途についても質疑が行われ、採決によって各案は全て可決となった。
議案第60号である一般会計補正予算(第7号)に関しても審議され、多くの議員から質疑があり、特に市民センターのLED照明導入や子育て支援策に関心が寄せられた。予算決算常任委員会の松尾孝彦委員長は項目ごとに説明し、すべての議案が全会一致で可決されたことが強調された。
最後に、報告された閉会中の継続審査や市長の挨拶が行われ、齊藤市長が部活動の支援策やコロナウイルス対策の進捗についても言及した。
市民に元気を届けるための施策を進めることが、今後の鶴ヶ島市の重要な課題である。