令和元年第1回鶴ヶ島市議会臨時会が、5月14日に開会した。
議会では臨時議長として近藤英基議員が紹介され、開会後すぐに市長挨拶が行われた。齊藤芳久市長は、新たな時代を迎え、全力で市政運営に取り組む意向を示した。議会では新議長の選挙に続き副議長の選挙も行われ、松尾孝彦議員が当選した。近藤議長は議会事務局の改革や機能強化を提案し、全員の協力を求めた。
議会は多くの議案を審議した。特に、議案第24号の専決処分の承認および関連する税制改正が注目された。市民税に影響が出る可能性について斉藤市長は、今後の減収予測を示した。議案第25号に関しては、旧優生保護法に基づく一時金給付のための手数料条例改正が必要であり、対象者特定が難しい状況について説明があった。
議案第26号では国民健康保険税の軽減措置対象の引き上げについても審議され、議会はこれらの議案を慎重に承認した。また、監査委員の選任についても議論され、漆畑和司氏が選任されることが決定した。さらに、議員派遣の件や閉会中の継続審査についても異議なく承認された。
本日は明確な意思表示がなされ、市政運営への協力が再確認されたが、具体的な課題についての議論も続けられる見込みである。議会は、今後も市民の信頼に応えるために努力する様子を伺わせた。