令和4年2月22日、鶴ヶ島市議会で定例会が開催された。
齊藤芳久市長は開会の挨拶で、新型コロナウイルス感染症について言及した。
特に、オミクロン株の影響が強い中、感染者数の増加が続いていることを指摘した。
市では、ワクチン接種を65歳以上を対象に進め、自宅療養者への支援も行っていると述べた。
また、令和4年度の予算編成についての概要を説明した。
「支援の継続」、「躍進」、「構造の転換」の3つの柱を掲げ、予算編成を行ったという。
市民や事業者への支援を継続し、次年度の施策が効果的に行えるように配慮したと強調した。
特に、令和4年度の総予算は219億9,000万円で、前年度比5.2%の増となる見込みである。
新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、生活支援事業を計画し、実施していくとした。
予算の詳細については、各議案で順次上程され、議論が行われる予定である。
この定例会には、市長から26件の議案が提出されており、その中には新たな職員の任命や条例改正が含まれる。
特に、職員の働き方に関する条例改正については、議員からも質問が寄せられる見込みである。
議会運営委員会からの報告により、会期は29日間と決定された。
議会運営に関する内容も報告されており、一般質問は3月14日から行われる予定である。
また、議案の中には、国民健康保険特別会計の予算についても議論され、新たに健康診査の制度の導入が提案されるなど、地域住民の健康を守る施策が強調された。
市では、保育関係施設における感染症対策のための支援策も進める方針である。
最後に、齊藤市長は、大規模な予算編成の成果を挙げ、市民の声を反映させた施策の推進と、時代の変化への柔軟な対応を求めた。
引き続き、対話の中で市民に寄り添い、地域の活性化に向けた取り組みを強化する意向を示した。
次回の会議は2月28日に予定されている。