令和3年9月定例会の一般質問において、金泉婦貴子議員は市教育委員会の教職員に関する不祥事や事故防止策について質問した。教育委員会の谷ヶ崎教育部参事は、教職員による不祥事は児童・生徒の心身を深く傷つけ、信頼を損なうものであると意義を強調した。さらに、教職員は研修を通じて自覚を深め、運営チーム全体で事例を確認し意識を高める取り組みを行っていると述べた。
また、児童生徒の性暴力防止に関する法律が成立したことを受けて、教育委員会は研修や意識啓発を徹底し、教職員の責任意識を高める方針であることも述べた。特に、児童生徒については周囲の教職員や相談員との密な連携を通じて、不安を持つ場合の相談体制を確立しているとのことだ。
加えて、教職員の働き方改革についても触れ、教職員の働き方や環境の見直しが行われていることが確認された。特に業務の見直しや、能力向上に向けた取り組みが進んでいるとし、全体的に教育に携わる者の質の向上が望まれている。最終的に教育長は、教職員として自覚と誇りを持ち、ますます質の高い教育環境を提供すべきだと強調した。