令和4年9月22日に開催された第4回坂戸市定例会では、様々な議題が審議された。
最初に、日程第1として加藤則夫議員が9月13日に行った発言の取消しを求め、許可が得られた。次に、予算決算常任委員長の古内秀宣氏が議案第47号である令和3年度坂戸市一般会計歳入歳出決算の認定について報告を行った。決算内容は概ね評価され、賛成討論、反対討論が交わされた後、認定された。
平瀬敬久議員は、国民健康保険に関する寄附金についての懸念を表明し、法的違反の可能性を指摘した。しかし、賛成に回る加藤則夫議員は、全体としての施策の進展を評価した。議案第47号は賛成多数により可決された。
続いて、環境都市常任委員長の鈴木友之議員が都市計画事業の決算認定に関する議案を報告し、他の議案もほぼ順調に可決されていく一方、議員提出の議案第4号、平瀬敬久議員への辞職勧告決議が大きな論点となった。
およそ11名が賛成し、11名が反対する中、平瀬議員は退席を求められ、結果として辞職勧告は可決された。議長藤野登氏は、この決議が市議会の規律を保つための重要性を強調した。また、市が示した具体的なコロナ対策、特にオミクロン株への対応策についても紹介された。
今期定例会は、令和3年度決算認定などを含め、市民生活に関わる多くの重要案件が扱われ、無事に終了した。