令和2年6月17日の坂戸市議会では、多数の重要な議案が審議された。
議題には、専決処分の承認や条例の改正が含まれており、全ての議案が異議なしで承認された。
特に、議案第36号の専決処分については、議長の呼びかけに対し、異議の声は上がらず、承認が決定した。
また、議案第37号から第55号にかけての各条例改正案も一括で議題とされ、報告者から詳細な説明がなされた。各常任委員長の報告の後、質疑は行われず、すべて原案の通り可決された。これに対して、議長の飯田恵氏は協力を感謝した。
議案の中で目を引くのは、『坂戸市子育て支援センターの設置及び管理に関する条例制定』や、『坂戸市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正』など、住民の生活に直結した内容であった。
さらに、経済への影響が懸念される中、令和2年度の補正予算に関しても二つの案が提案され、両予算案は全員一致で承認された。
閉会の挨拶では、飯田恵議長が参加議員や市執行部への感謝の言葉を述べるとともに、新型コロナウイルスの影響を受けた多くの市民を想い、今後も協力を続ける姿勢を強調した。また、石川清市長も同様に、今期定例会の成果を称え、今後の安全対策についても触れた。