令和2年4月21日、坂戸市議会臨時会が開催され、議長及び副議長の選挙が行われるなど重要な議題が扱われた。
出席議員は20名で、議長が選任されるまで小澤弘年長議員が職務を行うこととなった。小澤議員は挨拶の中で、「不慣れなため、不行き届きの点もあろうかと思いますが、精いっぱい責任を果たします」と述べた。
続いて、議長の選挙が行われ、議員たちは投票を実施。投票総数は20票で、結果、飯田恵議員が16票を獲得し、議長に当選した。飯田議員は就任の挨拶の際、コロナ禍に対する市議会の役割について「市民の皆様が安心して生活を送れるよう、新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでまいります」と強調した。
その後、副議長の選挙も行われ、森田文明議員が当選。森田議員は「先輩、同僚議員の皆様方の御支援をいただき、この名誉ある席を一生懸命務めさせていただく所存です」と述べ、支援を呼びかけた。議会運営の円滑さを重視し、市民の福祉向上に努めるシグナルが明確に示された。
また、議案第32号として「坂戸市監査委員の選任」についても議論が交わされ、加藤則夫議員の選任が決定された。市長はその重要性を説明し、議会がその同意を得ることで市政の透明性と信頼性を高められると期待を寄せた。特に、透明性の確保が市民への信頼を深めることに寄与すると認識されている。
最後に、会期の延長が提案され、議会は明日まで延長することに決定した。議長を務める飯田議員は、議会の運営が円滑に進むよう引き続き慎重な進行を望んでいる。今後の動向にも注目が集まる。