令和6年6月19日、坂戸市で第3回定例会が開催された。
この日の会議では、複数の議案が一括して審議された。議案第39号から議案第48号までの内容には、税条例や手数料条例の改正、また市道路線の認定や廃止に関連する重要な案件が含まれている。
委員長による報告では、予算決算常任委員会が提出した議案第43号の審査結果について述べられた。田中栄予算決算常任委員長は、「議案第43号については何の異議もなく可決される見込みだ」と言及した。
新井文雄総務文教常任委員長は、坂戸市税条例および都市計画税条例の改正についても言及し、「詳細な審査が行われたが、特段の問題はなかった」と語り、原案通りの可決を報告した。
環境都市常任委員長の弓削勇人氏は、議案第41号および市道に関する議案について、現地調査を行った結果を受けた上で、いずれも原案可決の見通しを示した。弓削氏は「質疑や討論は行われなかったが、内容に問題はない」と述べた。
これに続き、議案第42号に関して副市長の選任が行われ、新たに選任される候補者に対する異議を唱える声はなく、スムーズに可決された。
また、市議会内での変化を受け、議員提出議案第1号、坂戸市議会会議規則の一部改正も賛同を得て可決された。発言時の手続きにおいて議員の識別を容易にするための改正が求められていた。
閉会式では、猪俣直行議長による閉会の挨拶が行われた。その中で、参加した議員に感謝の意が伝えられ、議会活動における市民福祉向上への努力が強調された。石川清市長も参加し、議員への謝辞と共に市政推進への協力を成長するよう求めた。
これらの議事が全て終了した後、会議は午前10時26分に閉会した。今回の定例会では、重要な議案が次々と承認され、坂戸市の市政運営に良い影響を及ぼすことが期待されている。