令和4年6月22日、坂戸市議会の第3回定例会が開催された。
議案としては、坂戸市税条例の改正や、市民総合運動公園の改修計画などが審議され、各議案は原案通り可決された。
特に、議案第42号の工事請負契約には議論が集まり、平瀬敬久議員は反対の立場を表明した。
彼は、人工芝への改修が必ずしも経済面での利益をもたらすとは限らないと指摘した。
また、現在の天然芝のメンテナンス費用がゼロ円であることを踏まえ、人工芝への改修が本当にコスト削減につながるか疑問を呈した。
彼はさらに、契約の締結先に問題はないものの、改修の目的やメンテナンスに関する具体的なコスト比較の資料が提示されていない点を強調し、議案は一時保留し、市民からの意見を集めるべきだと訴えた。
その後、総務文教常任委員長の判断を受けて、議案第42号は原案通り可決され、議会において多数の賛成を受けた。
その他の議案についても、議長は冊子に提示された説明に基づき質疑を行い、ほぼ異議なく議案を通過させる形で進行した。
全体として、今期定例会は重要な議案の審議が行われ、スムーズに閉会を迎えたことが報告された。