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さいたま市定例会、新型コロナへの予算補正議論

さいたま市の定例会で新型コロナ対策を含む予算補正案が審議され、議員から活発な質疑が行われた。
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令和3年6月の定例会が開催され、様々な議案が上程された。市長提出の議案について、議員たちの質疑が活発に行われた。特に、補正予算に関する議題が注目されており、浜口健司議員(民主改革さいたま市議会議員団)は議案第83号「令和3年度さいたま市一般会計補正予算(第4号)」に関し質疑を行った。

浜口議員は、本庁舎整備に係る基本構想の策定について質問し、これに対する市長の見解を求めた。浜口氏の質問に対し、都市戦略本部長の真々田和男氏は、基本的な考えを示し、市民とのワークショップを通じた意見反映の重要性を強調した。続いて青少年事業に関する質問も行われ、新型コロナウイルスの影響で延期された成人式の再会の機会について浜口議員が具体的な開催日時や場所を尋ねた。

金子博志子ども未来局長は、成人式について市内の施設での開催を検討していると説明した。また、感染対策に関しても言及し、現時点ではワクチン接種が進む中で、安全に開催する方針を示した。

生活保護執行管理事業についての質疑もあり、浜口議員が無料低額宿泊所の個室化に向けた助成の詳細を問うた。保健福祉局長の細沼寛氏は、改修の具体的な内容や影響を説明し、利用者の安全を最優先に考える姿勢を示した。さらには、新型コロナウイルス感染症に関する第三者委員会の設置が報告され、川崎照正議員はその目的やスケジュールについて尋ねた。細沼局長は、調査結果に基づく再発防止策を進めるとの方針を述べた。

また、鳥羽恵議員は新型コロナウイルスへの対応状況とワクチン接種の進捗について市側の見解を求め、会場の人数制限や感染防止策についても質問を繰り返した。 鳥羽議員は特に、新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化している中での適切な対策を強調した。

一方、新井森夫議員は本庁舎整備の具体的な計画や進捗状況を再確認した。議長を務める渋谷佳孝氏は、市民と議会が一体となって、安全で安心な市政を進めるために必要な議論を続ける必要性を強調した。議会運営の中でも、新型コロナウイルス対策に施策を講じつつ、市民のニーズにしっかりと応える姿勢が求められる。

議会開催日
議会名令和3年6月定例会
議事録
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