令和6年2月7日、さいたま市議会は定例会を開催しました。「スクールダッシュボード」導入の延期を求める請願や、都心部に公衆トイレの設置を推進する請願が報告されました。請願第43号の審議に際して、文教委員長の佐伯加寿美議員は教育委員会の対応や、保護者への説明が必要だと強調しました。この請願は討論の結果、不採択となり、同様に請願第44号公衆トイレ設置推進請願第45号蓮田市乗合タクシー運行見直しの請願も不採択されました。
続いて、市長提出の議案第1号から第73号が上程され、質疑に入りました。それに関連して、条例改正や新年度の予算案についてのやり取りが交わされ、主に教育振興に関する議論が行われました。特に、教育委員会や市民団体との関係構築を優先する意見が出ました。
今回の定例会での審議は、市民に対する影響が大きいスクールダッシュボード導入や、公共施設マネジメント基金取り扱いの新たな方針についても触れられました。教育支援や福祉向上、交通インフラの整備等、今後の施策に向けての重要な意見交換が行われました。
最後に終了した本定例会では、各ナンバー議案や請願の処理が進みました。市民の期待に応えるため、引き続きさまざまな議論が必要であるとの認識が共有されました。