令和5年6月定例会が午後1時に開始された。会議では、教育長の任命に関する議案の採決が行われた。この議案では、竹居秀子氏の教育長としての任命について賛同が得られた。議論の中で、吉田一郎議員が竹居氏の所信表明に対し、歴史の教え方に関する疑問を提示し、市内教育の中立性に疑問を投げかけた。一方、賛成派の議員は高子景氏と三神尊志氏の選任に賛成する理由を述べ、各議員の意見が交わされた。
市政の透明性と監査機能強化の重要性が引き続き強調され、監査委員に選任された高子景氏と三神尊志氏の監査機能に期待が寄せられている。また、市民サービス向上に向けた施策として、防犯カメラの設置拡大、子育て支援政策、人権啓発に関する議論も行われた。特に尾上貴明議員は防犯カメラの重要性を訴え、市内の治安向上を目指す取り組みについて期待を示した。
さらに、放課後児童クラブや保育料軽減に関する提案も出され、特に多子世帯への支援強化について議論が及んだ。本市の子育て支援に対する期待が高まっている中、各議員は具体的な施策を打ち出し、子供たちへの安心安全の環境整備を求めていくことが求められている。