令和元年9月4日に、さいたま市議会の9月定例会が開催された。出席したのは60名の議員で、無欠席であった。
この日は、開会に際し、最初に会期が45日間であることが確認された。市長からの諸報告として、これまでの市政運営や議案に関する説明が行われた。
市長の清水勇人氏は、姉妹都市であるアメリカ・リッチモンド市訪問について報告した。同市との交流が25周年を迎え、協定の更新も実施したと述べている。さらにワシントンD.C.では盆栽の姉妹館締結も実現し、国際交流の進展を強調した。
また、7月1日に内閣府から、さいたま市がSDGs未来都市に選定されたことが報告された。市長は、この成果は市の地方創生やスマートシティに向けた取り組みが評価されたものと発言し、今後とも持続可能な社会の実現に向けて努力していく意向を示した。
このほか、議案の一括上程も行われ、合計40件の議案が市長から提出された。これには、専決処分に関する議案や予算の補正議案、条例の改正案などが含まれているという。
フルタイム及びパートタイムの会計年度任用職員についての改正も取り上げられ、職員の勤務条件や給与体系について重要な改定が行われる見込みである。