令和5年9月定例会が開かれ、重要な議題が次々に示されている。
開会日には59名の議員が出席し、江原大輔議長が議事を進行した。会議は午前10時に開始した。
最初に会期の決定について議題に上がり、45日間の会期が承認された。これに対して異議は提示されなかった。
次に議席の一部変更が提案され、議員の所属会派の異動に伴い変更が行われることが決議された。議席表にも配付された案に基づき、スムーズに進行した。
次に、市長の挨拶が行われた。清水勇人市長は、先日閉幕したFIFA女子ワールドカップについて言及した。
市長は「なでしこジャパンの選手たちが熱戦を繰り広げ、我々に感動を与えた」と述べ、地域での女子サッカーの活性化に向けた取り組みについても触れた。
また、この夏の夏祭りの再開及び、市内での花火大会の開催がCOVID-19による制約の中で実現したことについても述べた。市民にとっての喜びやコミュニティの結束の意味でも、意義深いイベントであったと語った。
さらに、今後のイベント、特に10月14日のさいたま市政令指定都市20周年記念花火大会や、10月7日から始まるさいたま国際芸術祭2023に関して期待が寄せられている。
市長は芸術祭を「地域の活性化を図る重要な手段」と位置付け、幅広い文化的活動を通じて市民の皆様と共に創造性を深め、市の魅力を高めていきたいと強調した。
続いて、議案の説明がなされ、議案第140号を始め、43の議案が市長から提出された。正確には予算議案、条例議案、人事議案、道路議案などが含まれ、各議題について詳細な説明が続いた。特に、令和5年度一般会計補正予算については31億3,064万9,000円減額され、628億6,159万1,000円と修正される見込みであることが強調された。
今後の議会において、正確かつ迅速な審議が求められている。議議員の皆様には市民の声を十分に反映させた形で、議案に対する慎重な審議を行っていただきたい。