令和5年6月7日、さいたま市議会の定例会が開会された。
この日は、市長から提出された33件の議案についての審議が行われた。
江原大輔議長は、初めに会議録署名議員の指名を行い、佐々木郷美議員、秋山朋彦議員、堀川友良議員の3名が指名された。
続いて、会期が本日から6月30日までの24日間に決定された。
「御異議なし」との声が上がり、会期の決定が全会一致で承認された。
次に、議席の一部変更について議題が提起され、議員の会派の異動に伴い議決が行われた。
議員たちは新たな議席に着席した。
そして、江原議長は市長提出の33件の議案を一括で上程した。
この中には、一般会計補正予算や特別会計に関する議案が含まれている。市民生活に直結する重要な案件が多数提案された。
清水勇人市長は挨拶に立ち、先日の大雨の影響で被害を受けた市民に温かい言葉をかけた。
市長は、新型コロナウイルス感染症に関して、5類移行が大きな一歩であると分析し、今後も感染対策を講じる必要性に言及した。
市長は本市が行ってきた様々な対策に議員や市民からの協力に感謝の意を表した。
さらに、5月1日の「さいたま市民の日」の盛況ぶりを報告し、観光地の開放や地域振興イベントの成功を挙げた。
市長は、女子サッカーの三菱重工浦和レッズレディースのWEリーグ初優勝の報告を受け、女子スポーツ振興の重要性を強調した。
また、浦和レッズがアジアチャンピオンに輝いたことも称え、地域活性化につなげていくことへ想いを致した。
経済や福祉分野での新たな施策も提案され、健康福祉センターの設置や療育センターの整備についての議案も審議される予定である。
議案については慎重な審議が求められ、市民に寄り添った政策実現に向けて議員たちの意見が交わされることとなる。