令和5年2月2日、さいたま市議会は定例会を開催し、市長から提出された議案や請願に関する議論が展開された。議会には59名の議員が出席し、欠席議員は1名であった。議題には複数の請願が上程され、その中には大宮駅周辺の交通整備に関するものや、エスカレーター設置に関する請願が含まれている。
まず、まちづくり委員会から請願第28号「大宮中央通りの産業道路までの拡幅を求めます」の報告があった。まちづくり委員長の西沢 鈴子議員は、道路整備計画に含まれる必要性を強調したが、部分的な整備では十分な効果が得られないと述べた。その結果、この請願は不採択となった。
続けて、請願第29号について議論が行われた。こちらの請願は、「大宮駅東口北階段に上下のエスカレーター設置を求める件」であり、委員長報告では地元自治体の要望は理解できるものの、現在進行中の大宮GCS化構想との整合性を懸念した。しかし、この請願も不採択に至った。
次いで、政務活動費の廃止を求める請願第30号についても審議されたが、こちらも意見が分かれた結果、不採択となった。討論には多くの議員が参加し、特に不正の温床であるとの指摘が多かったが、一方でその必要性についての意見も出された。
さらに、市長提出の議案第1号から第65号、及び第71号から第91号の上程が行われた。高柳俊哉議員は、多様な議案の財政的影響について質疑し、新年度予算が過去最高規模となったことについて深堀りした。特に、持続可能な地域づくりに向けた予算編成が強調された。
議会は請願及び市長提出議案について拡充した議論を行い、予算案の内容について多面的な視点から分析が求められた。これにより、議員は市の将来的な発展と問題点を浮き彫りにしていく。在任中の市民の声を反映しつつ、議案についての詳細な質疑が行われたことで、議員それぞれの立場から異なる視点での意見が交わされ、市民活動においても重要な役割を果たしていることを確認できる時間となった。