令和3年6月定例会が開会した。市議会において、清水勇人市長は新型コロナウイルス感染症の克服と人口減少に対する危機感を表明した。
市長は今後の市政運営について、具体的なビジョンを示した。特に、子供たちの未来を育む教育環境の充実と、市民が安心して生活できる環境の構築に注力する意向を示した。さらなる健康促進と高齢者支援も重要な施策としている。
市長は、「本市には運命の10年が到来している」と述べ、持続可能な成長を目指すことが必要であるとの考えを強調した。特に、コロナ禍における市民の健康維持と、自然災害への対応が急務であるとした。行政のデジタル化推進や、民間企業との協力により、生活環境の向上を図る姿勢を見せた。
永年勤続議員表彰では、野口吉明議員が30年、他の議員も10年の表彰を受けた。この表彰は議会の歴史を支えた議員への感謝を示すもので、拍手で祝福された。
議席の一部変更も行われ、議会内の調整が実施された。今回の会期は24日間予定されており、市民生活に根ざした政策議論が行われる見通しだ。
次回はティストとして、議案説明が行われる予定である。市長提出の19件の議案が審議され、市民にとって利益ある決議が得られることが呼びかけられた。議員からは、経済効果や社会への影響について厳しい質疑も予想される。これにより市政の進展が促されることが期待される。