令和4年2月の定例会が開催され、議題として様々な議案が扱われた。
会議冒頭、阪本克己議長が会議を開き、出席議員59名により進行した。まず、予算委員及び議会運営委員の辞任及び選任に関する報告が行われた。これにより、議会の運営体制の変化についても周知がなされた。
続いて、請願第32号の紹介議員として帆足和之議員が追加された件が議題に上がり、異議なしとされ、承認された。
その後、市長が提出した63件の議案が一括上程され、それに続いて各常任委員長からの審査結果報告が行われた。ここでは、議案第17号に付帯決議がついたことが話題となり、吉田一郎議員は小川寿士予算委員長に、その内容や賛成・反対の会派について質問した。小川氏は、附帯決議はさいたま自民党の江原委員から提出されたと説明した。
また、令和3年請願第32号について取り下げ申出があり、その是非についても審議された。議場では吉田一郎議員が取下げに反対する意見を呈し、他の紹介議員との整合性について疑問を呈示した。
続いて、市長提出追加議案として、議案第70号と第71号が上程され、特に第71号には新型コロナウイルスに関する経費が含まれるとの説明があった。久保美樹議員は障害者施設及び高齢者施設におけるPCR検査について質疑し、集団感染防止のための新規入所者の防疫対策について議論が展開された。
その後、議員提出議案第1号「ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議」が提出され、上三信彰議員が内容を朗読。これに対する質疑では吉田一郎議員がロシアへの対応について懸念を表明し、決議文の内容に疑問を呈する場面も見られた。彼は、自らの反対意見を述べ、決議が自己満足に終わるのではないかとの見解を示した。
結局、議案第1号は起立多数で可決し、次回の会議日程が報告され、議場は散会となった。この定例会は多くの重要な議案が扱われ、特に新型コロナウイルス対策や国際情勢に対する立場が議論された。