令和3年9月の三芳町議会定例会では、吉村美津子議員が新型コロナウイルス感染症に関する対応と三芳スマートインターチェンジの大型車導入について質問しました。
吉村議員は新型コロナウイルス対策の遅れについて疑問を提起し、政府が行なった5兆円の軍事費計上を踏まえ、感染症対策に資源を集中させるべきだと指摘しました。さらに、オリンピック聖火リレー実施に伴う感染者の急増を挙げ、このことに対する町長の見解を求めました。
町長の林伊佐雄氏は聖火リレーの実施に関してはオリンピック組織委員会の決定により開催されたと説明しました。同時に、感染拡大を懸念しつつも、安全対策を整えたことを強調しました。また、今後の対応や反省点については、様々なご意見を参考にしながら進めていくと述べました。
また、鈴木淳議員は、藤久保地域拠点施設整備に関連する財政負担について質問しました。事業に必要な起債が今後の財政運営に与える影響を考慮し、慎重な進行が求められるとの意見を述べました。町長は、公共施設の老朽化に伴う必要な更新、適正化を進めながら、財政負担を平準化することが重要だと回答しました。
一方、HIVワクチンに関しては、予防接種の対象となる年齢層に対し、周知活動が行なわれ、今後も改めて接種の機会を提供していく方針です。