令和6年第1回三芳町議会定例会が開催された。
町議会では、町民の安心と安全を守るためのさまざまな問題が議論された。本日の会議尽くしされた議題は多岐にわたり、特にダブルケアに関する支援やコミュニティ・スクール、そして教育への取り組みについての発言が目立った。
まずは、ダブルケアへの支援に関する質問に対し、14番議員の長野真寿美氏が、地域における支援の重要性を訴えた。こども支援課長の三室茂浩氏は、「ダブルケアの現状を把握するための統計的調査は行っていないが、今後は実態を把握し、支援体制を整えていきたい」と応じた。
また、コミュニティ・スクールについても議論され、地域との連携の重要性が強調された。教育委員会学校教育課長の渡邊重樹氏は、「地域に根ざした教育活動を推進していく」との考えを示した。
そのほか、温水プールの利用が町民の健康維持に重要であるとの意見も出た。健康増進課長の池田康幸氏は、「プールでの活動はフレイル予防に効果がある」と言及し、利用環境の整備の必要性に言及した。
さらに、能登半島地震により、避難者数や建物の耐震性等、安全対策の必要性も指摘された。自治安心課長の鈴木義勝氏は、「厳しい予測に基づいた防災対策を講じるべきである」との見解を示した。
来堂者の多様なニーズに応えつつ、今後の三芳町の発展に向けた明確な方向性と長期的なビジョンが求められている。
今後、各課は連携し、町民の生活向上に向けた施策を実施し、地域コミュニティの強化を目指す方針を確認した。そのためには、教育の現場でも地域との協力を重要視し、文化の振興活動をさらに進めていく必要がある。町が掲げる「未来につなぐ」を実現するためには、町民自身が地域の課題に積極的に関与し、協力し合うことが不可欠だと言える。
三芳町は、これらの議論を踏まえ、次世代の安心安全な地域社会を構築していく意義を強調している。