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三芳町、人口ビジョンを重点に施策推進へ

三芳町は人口ビジョンの見直しを進め、抗原検査キットの配布延期を決定。政策の透明性を強化する。
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令和4年第5回三芳町議会定例会が9月5日に開催され、議員の細谷光弘氏が一般質問を行った。

細谷氏は、まず「三芳町の将来について」と題し、人口ビジョンに関する質問をした。三芳町の人口は1990年の34,738人から、令和3年10月1日現在37,987人に減少しており、今後の見通しについて町の施策が問われた。政策推進室長の島田高志氏は、「2060年には21,000人に減少する見通し」と述べ、安定した雇用創出や子育て世代の定住化に向けた施策を推進する方針を示した。

また細谷氏は第2期の総合戦略についても言及し、町が目指す将来人口を引き続き3万人とし、新たな人口ビジョンが必要であると強調した。島田氏は、今後、第6次総合計画の策定とともに新たなビジョンの構築を考えていると答えた。

さらに、細谷氏は人口推計を尋ね、島田氏は「令和4年は約38,400人、令和5年は目標として38,500人、令和10年は37,600人程度と予測している」と説明した。

続いて「抗原定性検査キットについて」という質問も行われた。細谷氏は、50歳以上の町民にも検査キットを配布すべきであると主張し、町の対応を求めた。健康増進課長の池田康幸氏は、抗原検査キットの配布が9月30日まで延長されたと報告した。

質疑の中で、町が保有する約700回分の検査キットは医療用ではなく研究用であることが明らかとなった。

細谷氏は、町民の感染リスクを減らすための具体的な対応を求め、必要な資源をすぐに利用できるように整備する重要性を訴えた。

会議は午前10時30分に終了し、細谷氏を含む12名の議員が一般質問を終えた。議会の進行を担うのは議長の小松伸介氏である。

議会開催日
議会名令和4年第5回三芳町議会定例会
議事録
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